丹後ふ~ど記

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ふ~ど物語

丹後が誇る食材は、どのような風景の中で、どうやって育まれているのでしょう。
一つひとつの食材に秘められた物語を味わい、春に花を愛で、秋にはその実りを手にとる。
そんな、食の旅へお出かけください。

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収穫を待つ梨畑
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鳴き砂の浜から吹いてくる秋の風にまじり
なだらかな丘陵地に響いているのは、ヒヨドリの甲高い声と銃声のような音。

低く整えられた木々にぶらさがる
駄菓子屋さんのような紙袋の中に入っているのは梨の果実です。
風が吹いた時に枝や葉っぱが実にあたって傷つくのを防ぐため、1つずつかぶせられています。

ところが、鳥たちは袋の上からするどい口ばしでつついて食べてしまいます。
この果樹園では完熟させてから収穫するため
鳥の方が先に食べ頃を見つけてしまうことも少なくありません。
銃声のような音の正体は「爆音機」という、鳥を追い払うためのおどしなのです。

梨に限らず鳥獣による被害は各地で深刻な問題になっています。
周辺のまちにはサルの群れも出没しており
果樹園のスタッフは、狙われたら防ぎようがないと頭を悩ませています。

ここにいるのは大雨・台風・害虫・鳥獣…といった数々の困難を乗り越えた精鋭たち。
自分の手で、樹の下で、実った果実の重みや香りを体感してみませんか。

取材協力

丹後国営開発 観光果樹園 フルーツ王国やさか

桃・ぶどう・梨を栽培する果樹園。
6ヘクタールの敷地に約2000本の果樹を栽培し、味覚狩りのほか加工や直売なども行っています。

また、桃と梨の開花シーズンにはお花見を楽しんでもらおうと、無料で開放しています。

  • 京都府京丹後市弥栄町木橋(国営農地 鴨谷団地内)
  • TEL 0772-65-4192
  • ※時期や料金など詳細は「フルーツ王国やさか」の公式サイトをご覧ください。
  • http://www.fruits-oukoku.jp/

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